ilovekidsの日記

5人の子育て真っ最中ママが、日々感じたことを正直に綴っていきます。

四男について ① 診断前

ご訪問いただき、ありがとうございます😊

 

 

私は筆不精なので、

このようなブログを始めて、

何から書いたらよいのか考えこんでしまいますが…

 

今の私を語るのには欠かせないので、

まずは四男の発達障害について

長くなるかもしれませんが、思い出しながら書いてみようと思います。

 

 

 

 

子どもが5人もいて、すごいね!と

よく言われます。

 

確かに、私自身もすごいと思います。

結婚した当初は、子どもは3人欲しいと思っていました。

それでも十分大変なことだと想像していたので、

まさか5人も授かるなんて、

自分の現実に起こることとは思ってもいませんでした。

 

 

3人の男の子に恵まれて、

3人ともそれぞれ可愛くて、

賑やかで慌ただしい日々を送っていました。

 

 

 

三男が2歳になって、少しずつ手がかからなくなった頃、

予定外に4人目を授かり、少しだけ夫婦で気持ちを確認し合いました。

 

私がまだ30代前半で体力があったこともあり、

諦めきれずにいた女の子の誕生に

期待をしたのでした。

 

 

 

四男はとてもおとなしくて、育てやすい赤ちゃんでした。

どこに連れて行っても静かにしていたので、本当に助かりました。

電車の中でグズったことなど一度もなく、

子育てって、こんなに楽だったかしら?とまで感じていました。

 

 

 

何かが違うと感じ始めたのは、

四男が一歳半を過ぎた頃でした。

 

上の3人とも言葉が出てくるのが遅く、

会話になったのは3歳を過ぎてからでしたので、

四男に関しても、のんびりと構えていました。

 

ただ、言葉は無くとも

意思の疎通は少しずつできてもいい頃なのに、

四男の考えていることが全くわかりませんでした。

何を欲しがっているのか、

どこに行きたいのか、

母親の私でもわからないということに、

不安な気持ちを抱き始めました。

 

 

2歳になると、特徴的な行動が見られました。

三男の幼稚園に、毎日のように送り迎えで

四男も連れて行くのですが、

幼稚園の先生たちに声をかけられても

一切目を合わせようとしなかったのです。

 

人見知りかな?

先生も私も最初はそう思っていました。

半年経っても、一年経っても

四男は目を合わせませんでした。

 

まるで、先生の後ろの背景の方が大事かのような

視線の避け方でした。

 

(当時、私とは目を合わせましたが、夫はダメだったようです。)

 

 

幼稚園の先生は、保育士の資格を持っているので、

児童発達についての勉強もされてきています。

 

私にはどの先生も直接は言いませんでしたが、

今思えば、

先生同士の会話の中では

うちの四男の発達障害の疑いについて

きっと話題になったこともあったでしょう。

 

 

 

楽観的な私は、我が子に障害があるとは思わず、

発達が少し遅いだけだと信じていました。

 

しかし、スマホで何でも検索できるようになり、

発達障害」「療育」「自閉症」など、いつも検索しては読み漁っていました。

 

自閉症の特徴を読むと、

四男には当てはまることも多かったのですが、

全く当てはまらないこともあり、

私はまだ信じていました。

 

それでも、上の3人それぞれに当てはまることもあったりして、

9年前に長男が3歳児健診で、ドクターから自閉症の疑いと言われたことを思い出したりしました。

 

(その時は、後日保健師さんとの面談で、あっさり疑いは晴れ、ドクターの誤診に腹を立てたりもしました。)

 

 

 

 

 

そんな中、5人目を授かりました。

四男が心配な状態で、もう一人授かり、

私たち夫婦は初めて、堕胎の選択肢を考えました。

夫は明らかに悩んでいましたが、

私は産むことしか考えていませんでした。

堕胎なんて、ありえないと思いました。

どんなに大変な未来になったとしても、

私たちの所に来てくれた命を捨てることはできないと思いました。

何より、妊娠したのは私たち夫婦の責任ですから。

 

一週間ほど悩んで、夫も産むことに同意しました。

作っておいて身勝手なようですが、

彼は彼なりに

一家の主人として

家族の将来を考えていたのだと思います。

いい加減なところも多々ありますが、

大事なところでは筋の通った人ですから、

覚悟を決めて同意してくれたことが嬉しかったです。

 

 

 

 

 

妊娠初期の頃、眠気に勝てず、うたた寝をしてしまった時です。

30分ほど眠っていたのですが、

四男がいないことに気づいて、家を飛び出しました。

 

夕方、小学生が帰宅して、家に友達が遊びに来ていて、

玄関の鍵が開いていたのです。

 

 

自転車で、家の周りを探しました。

四男がどこに向かって行くのか見当もつかず、

遠くから聞こえてくる救急車のサイレンに、

胸が締め付けられました。

 

10分ほど探すと、いつも通っている幼稚園のそばにパトカーが停まっているのを見つけて、

吸い寄せられるようにそちらへ向かいました。

警官と、見知らぬご婦人に抱かれた四男の姿を見て、

安堵で泣きました。

 

そのご婦人は、裸足で1人歩いていた四男を保護して、

交番まで連れて行ってくれたそうです。

再び最初に発見した場所へ戻ると、

幼稚園の隣の八百屋のおじさんが、

四男に見覚えがあると言って、

幼稚園の園長夫人にも見せ、

幼稚園が私の自宅に電話をかけてくれていたそうです。

 

助けていただいた方々にお礼を言って、

自分の気の緩みを呪いました。

 

 

妊娠中も、四男への不安はどんどん募りました。

 

 

色々なサイトで、三歳になるまでははっきり診断できるものではないと書かれていたので、

なるべく楽観的に構えていましたが、

三歳の誕生日を迎える頃、焦りと不安で押し潰されそうでした。

 

妊娠中で情緒が不安定になり、

かかりつけの近所の小児科に駆け込んで

四男の発達について相談しました。

 

かかりつけのドクターは、

長男の小さい頃に似た感じだと言って、

私を安心させてくれました。

 

また、病院の発達外来などは、予約も半年先まで取れないほど混んでいるから、

まずは福祉センターに相談することを勧めてくれました。

 

さっそく区の福祉課に電話をかけて、

ひと通りの発達状況と心配な点を話しました。

出産間近だったこともあり、

実際に面談をするのは産後の一ヶ月健診後、四男の3歳児健診の発達相談コーナーで話をすることになり、

ひとまず慌てる必要はないと言っていただき、

落ち着いて出産に臨みました。

 

 

 

 とても長くなってしまったので、

②に続きます。